「WordPressテーマってどうやって選べば良いの? 」
「決める際の注意点ってなにかある?」
WordPressブログを始めたときに誰もが必ず悩むのが、「テーマはどれにしよう?」。
今回ご紹介する選び方を駆使したところ、自分が使うべきWordPressテーマを見つけることができました。それにより、上位表示を連発し、わずか10記事で4.5万円達成したのです。

- ブログ歴3年(2020年2月~)
・旧ブログ:ASP収益5桁
・新ブログ:10記事でASP収益4.5万円
・ブログビジネス収益6桁 - フリーランス
・Web×マーケティング:最高月収68万円 - クライアントワークも含め、ブログを10個以上解説
- 専門書を年間200冊読破
・ジャンル:Web×マーケティング
WordPressテーマの選び方について、あなたに伝えたいことは下記のとおり。
ポイント
- WordPressテーマの選び方のポイントは9つ
①:ブロックエディタに対応しているか?
②:デザインはどうか?
③:機能は豊富か?
④:使いやすいか?
⑤:カスタマイズ性はどうか?
⑥:表示速度は速いか?
⑦:SEO対策が施されているか?
⑧:テーマのサポート体制はしっかりしているか?
⑨:買い切り型(複数サイトで使える)か?
- WordPressテーマの探し方は2つ
①:WordPressテーマシェア率から探す
②:Google検索から探す - WordPressテーマを決める際の注意点
①:値段で決めない
②:複数のレビュー記事を読む
③:アップデートされていないテーマは選ばない
ただ、しっかりポイントを押さえないとテーマ選びに失敗し、「結果が出ない」「選ぶんじゃなかった」と後悔することが多々あります。
そうならないためにも、WordPressテーマの選び方・探し方のポイントをお伝えしますね。
WordPressテーマの選び方【失敗しない9つのポイント】
それでは、早速、WordPressテーマの選び方を紹介します。
- ブロックエディタに対応しているか?
- デザインはどうか?
- 機能は豊富か?
- 使いやすいか?
- カスタマイズ性はどうか?
- 表示速度は速いか?
- SEO対策が施されているか?
- テーマのサポート体制はしっかりしているか?
- 買い切り型(使い回しはOK)か?
ポイント①:ブロックエディタに対応しているか?
1つめのポイントは、「ブロックエディタに対応しているか?」。
ブロックエディタとは2018年12月からWordPressに搭載された新エディタのことで、HTML/CSSを使わずに記事を作ることができます。
WordPressテーマの中にはブロックエディタに対応しておらず、旧エディタの使用を推奨しているものがあります。が、旧エディタのサポートは2022年末までなので、2023年から使えなくなる可能性が高いです。

テーマが使えなくなると、ブログを運営することができなくなります。
そうならないためにも、サポートが終了してテーマが使えなくなるリスクのない「ブロックエディタ対応のテーマ」を選びましょう。
ポイント②:デザインはどうか?
2つめのポイントは、「デザインはどうか?」。
デザインは超重要で、ブログ記事の読みやすさに関わってきます。(下記を参照)


デザインが悪い方は見づらいのに対し、デザインが良い方は見やすくないですか?
この見づらい・見やすいはSEOの評価に影響し
- 見づらい・・・読者がすぐページを閉じてしまい、SEOの評価が低下。検索順位が下がる
- 見やすい・・・何記事も読まれるので、SEOの評価が向上。検索順位が上がる
となります。



なので、「デザインが良いテーマ」を選びましょう。
ポイント③:機能は豊富か?
3つめのポイントは「機能が豊富か?」。
機能が豊富だとできることが増えるので、ブログを伸ばしていけます。
たとえば、SWELLというテーマの場合。稼ぐ機能・カスタマイズ機能があるので、収益性の高いサイト(稼げるブログ)を作ることが可能です。(下記を参照)





なので、「機能が豊富なテーマ」を選びましょう。
参考までに、人気WordPressテーマの機能一覧を貼っておきますね。
機能 | SWELL | AFFINGER | THE THOR | JIN | SANGO | STORK19 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブロックエディタ | ||||||
クラシックエディタ | ||||||
目次 (デザイン) | (8種類) | (1種類) | ||||
見出し (デザイン) | (23種類) | (21種類) | (53種類) | (17種類) | (37種類) | (4種類) |
ボックスデザイン | 23種類 | 64種類 | 30種類 | 20種類 | 27種類 | 16種類 |
リストデザイン | 13種類 | 10種類 | 16種類 | 2種類 | 13種類 | 2種類 |
ボタンデザイン | 4種類 | 22種類 | 10種類 | 4種類 | 18種類 | 7種類 |
キラッと光るボタン | ||||||
マイクロコピーボタン | ||||||
ふきだし (登録個数・レイアウト) | (無制限:発言風/心の声風) | (8個:会話風) | (2個:会話風) | (2個:会話風) | (2個:会話風) | (2個:会話風) |
ステップ | ||||||
テーブル | ||||||
FAQ(Q&A) | ||||||
スコアボックス | ||||||
口コミボックス | ||||||
レビューボックス | ||||||
余白調整機能 | ||||||
ブログパーツ | ||||||
再利用ブロック | ||||||
関連記事(内部) | ||||||
関連記事(外部) | ||||||
カテゴリースライドショー | ||||||
お知らせバー | ||||||
ヒーローヘッダー | ||||||
ヘッダースライドショー | ||||||
ピックアップバナー | ||||||
投稿リスト | ||||||
フルワイド | ||||||
リッチカラム | ||||||
タブ | (1記事1個まで) | |||||
プロフィール | ||||||
新着記事 | ||||||
人気記事 | ||||||
おすすめ記事 | 投稿リストによって出力可能 | |||||
追尾目次 | ||||||
ボックスメニュー | ||||||
下部固定目次 | ||||||
絞り込み検索機能 | ||||||
広告タグ管理機能 | ||||||
広告タグ | ||||||
ABテスト | ||||||
バナーリンク | ||||||
クリック率計測(ボタン) | ||||||
プロモーションバナー | ||||||
キャッシュ削除 | ||||||
遅延読み込み | ||||||
インライン読み込み | ||||||
ページ転移高速化 | ||||||
AMP | ||||||
PWA | ||||||
記事分析 | ||||||
メタディスクリプション | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 | ||
カテゴリーページの編集 | ブログパーツによって編集可能 | 再利用ブロックにて編集可能 | 再利用ブロックにて編集可能 | |||
内部SEO対策 | ||||||
マークアップ | ||||||
レスポンシブ | ||||||
構造化データ | JSON-LD | microdata | microdata | microdata | microdata | microdata |
ポイント④:使いやすいか?
4つめのポイントは、「使いやすいか?」。
自分にとって「これ、使いやすいな~」と感じるテーマを使うと、ストレスを感じないので、ブログ運営がめちゃくちゃラクになります。(結果を出しやすくなる)
たとえば僕の場合。プログラミングができないので、「HTML/CSSの操作が不要なSWELL」を使用しています。
ソースコードをいじらなくて済む・マウス操作だけでサクサク使えるため、ブログ運営が超快適。「あぁ、ツラいな~」と感じません。
ポイント⑤:カスタマイズ性はどうか?
5つめのポイントは、「カスタマイズ性はどうか?」。
カスタマイズ性が高いとレイアウトの幅が広がるので、どんなデザインでも実現することが可能です。それによって、「唯一無二のオリジナルサイト」を作れますよ。



他のブログとデザインが被ると「どこも同じだな~」って思われるので、読者の印象に残りません。
ところが、他のブログとデザインが異なると「なんかいいわ~」となり、読者の印象に残ります。
なので、他のブログと差別化をするためにも、「カスタマイズ性の高いテーマ」を選びましょう。
ポイント⑥:表示速度が速いか?
6つめのポイントは、「表示速度が速いか?」。
2021年7月から「表示速度がSEOの指標の1つに加わった」ので、表示速度が速いと検索順位が上がりやすくなります。
ページの表示速度はSEOの評価において重要な指標となっており、ページの表示速度が遅いサイトは速いサイトに比べて、SEOの評価が低くなってしまいます。
引用:プロモニスタ



実際に僕は表示速度の速いテーマを使ったところ、SEOで評価され、検索1位を連発するようになりました。


表示速度が速いと売れるようになる
また、表示速度が速いとコンバージョン率も向上します。
下記は「サイト表示速度が遅いとコンバージョン率が下がる」というデータですが、サイト表示速度が速いとコンバージョン率が上がることも示唆しているのです。


理由としては、ページ表示速度が遅いとイライラして購買意欲が低下。しかし、ページ表示速度が速いとイライラしないので、購買意欲が下がらないからですね。



なので、「表示速度が速いテーマ」を選びましょう。
ポイント⑦:SEO対策が施されているか?
7つめのポイントは、「SEO対策が施されているか?」。
SEO対策が施されているテーマを使うと、記事を検索上位に表示させることができます。それによって、アクセス・PVを増やすことが可能です。



なので、「SEO対策が施されているテーマ」を選びましょう。下記の特徴を参考にすれば間違いありません。
- 内部SEO対策済み
⇒パンくずリストやhタグが設定されている - レスポンシブデザインに対応
⇒観覧するデバイスによって画面サイズが変わる(PCなら大きく、スマホなら小さく) - 高速化機能が付いている
⇒遅延読み込みや圧縮などの機能が搭載されている - マークアップ対応
⇒検索エンジンが理解できる文法でプログラミングされている - 構造化データの設定がされている
⇒検索エンジンにページ情報を伝えるファイル(JSON-LD、microdata)が組み込まれている
人気テーマのSEO対策
機能 | SWELL | AFFINGER | THE THOR | JIN | SANGO | STORK19 |
---|---|---|---|---|---|---|
内部SEO対策 | ||||||
レスポンシブ | ||||||
マークアップ | ||||||
構造化データ | JSON-LD | microdata | microdata | microdata | microdata | microdata |
構造化データの出力 | ||||||
表示速度 | ||||||
高速化機能 | ||||||
PWA | ||||||
AMP | ||||||
カテゴリーページの編集 | ||||||
タグページの編集 | ||||||
著者ページの編集 | ||||||
記事分析機能 | ||||||
メタディスクリプション | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 | ||
タイトルタグ | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 | プラグインによって設定可能 |
ポイント⑧:テーマのサポート体制はしっかりしているか?
8つめのポイントは、「テーマのサポート体制はしっかりしているか?」。
テーマのサポート体制がしっかりしていると
- 操作で分からないことがあればすぐ解決できる
- バグが発生した時、迅速に対応してくれる
- WordPressのバージョンアップに対応したアップデートがある
ので、安心してずっと使い続けていくことができます。



なので、「サポート体制がしっかりしているテーマ」を選びましょう。
※人気テーマのサポート体制
テーマ名 | 操作マニュアル (図解説明書) | 会員フォーラム (疑問点を質問できる) | アップデート (テーマの更新) |
---|---|---|---|
SWELL | 図解で詳しい | レスポンスが速い | 頻繁 |
AFFINGER6 | 分かりづらい | レスポンスが速い | 2ヵ月に1回 |
THE THOR | 分かりづらい | レスポンスが遅い | 2ヵ月に1回 |
JIN | まあまあ分かりやすい | レスポンスが遅い | 止まっている |
SANGO | 分かりやすい | レスポンスが速い | 頻繁 |
STORK19 | 分かりやすい | メールで問い合わせ | 2ヵ月に1回 |
ポイント⑨:買い切り型(複数サイトで使える)か?
9つめのポイントは「買い切り型か(複数サイトで使えるか)?」。
買い切り型とは「1度購入すれば後は追加料金が発生しない」というもので、
- サポートが半永久的に無料
- アップデートが半永久的に無料
- 自分が所有するサイトであればテーマの使い回しがOK
⇒新しいブログにWordPressテーマを使用する際、買い直さなくて済む
などが該当します。
なぜ買い切り型が良いのかと言うと、節約できるから。
買い切り型だと、月間/年間〇〇円支払わなくて済む・違うサイトを作る度にテーマを買い直さなくて済むので、その分のお金を「貯金」「生活費」など別の用途に回すことが可能です。



絶対ではありませんが、物の値段がどんどん上がっているので、個人的におすすめしています。
WordPressテーマの探し方
ここでは、WordPressテーマの探し方を2つお伝えしますね。
- WordPressテーマのシェア率から探す
- Google検索から探す
その①:WordPressテーマのシェア率から探す
WordPressテーマのシェア率から探せば、テーマ選びの失敗を回避することができます。
たとえば、シェア率の高いWordPressテーマの場合。みんなが納得して使っているので、信頼性が高く、変なテーマの可能性がありません。
逆にシェア率の低いWordPressテーマの場合。みんなが選んでいないので、信頼性が低く、変なテーマの可能性があります。



下記にWordPressテーマのシェア率を貼っておくので、参考にしてみてください。


SWELL | 6.8% |
Cocoon | 5.1% |
SANGO | 2.2% |
JIN | 2% |
THE THOR | 1.7% |
GENSEN | 1.2% |
AFFINGER5 | 1.1% |
STORK19 | 1.1% |
Lightning | 1,1% |
AFFINGER6 | 1% |
Lightning Pro | 0.9% |
NANO | 0.9% |
FAKE | 0.9% |
LAW | 0.9% |
賢威8 | 0.9% |
Snow Monkey | 0.9% |
MASSIVE | 0.8% |
その②:Google検索から探す
Google検索から探せば、「自分が求めているWordPressテーマ」を見つけやすくなります。
たとえば、SEOに強いWordPressテーマを探しているとしましょう。
Googleの検索窓に「WordPressテーマ SEOに強い」と入力すれば、検索結果に”SEOに強いWordPressテーマ”がズラッと表示されます。


上記のとおりです。



「機能が豊富なテーマを使いたい」「おしゃれなテーマを使いたい」など使いたいテーマがある場合は、Google検索を使うと良いですよ。
WordPressテーマを決める際の注意点
WordPressテーマを決める際の注意点です。
- 値段で決めない
- 複数のレビュー記事を見る
- アップデートが止まっているテーマは選ばない
①:値段で決めない
まずは、値段で決めない。
理由は単純で、下記のような事例が後を絶たないからです。
- 「値段が高い」ことから、妥協して安いテーマを購入
- 機能が不足しているので、追加で機能を買う必要が出て来る
- さらに、カスタマイズサイトを見ながらHTML/CSSを操作して機能を自作する必要がある
- そして安いテーマが割高になり、「高いテーマの方がコスパが良かった」ことに気づく
- それでテーマを買い直すが、前のテーマの出費と相まってWordPressテーマ代が高く付く
私が最初アフィンガーを選んだ理由は、当時ネットで調べた時に情報が多かったからです。
ブログを始める前はそもそも記事を書いたことがなく、使い心地を重視するという発想も知識もありませんでした。
結局アフィンガーとSWELL合わせて3万以上の初期費用を注ぎ込んでしまうことに…。
引用;つきみにまる。
上記のとおりなので、値段で決めるのは注意しましょう。



補足として、
・自分が使いたいと思ったテーマが安かったらOK
・値段で妥協するならWordPressテーマを買わない方が良い
ですよ。
②:複数のレビュー記事を見る(最低でも5つ)
次は、複数のレビュー記事を見る。
なぜなら
- そのテーマの全体像
- そのテーマは何が良くて何が悪いのか
- そのテーマで何ができるのか
を網羅的に把握できるので、テーマ選びの失敗を防げるからです。
以前のテーマを選んだ時、僕はレビュー記事を1本しか読んでいませんでした。そのせいで、上記をもう手的に把握していなかったため「これができない、あれができない」となって、買ったことを後悔しましたね。
しかし、SWELLを選んだ時、僕はレビュー記事を20本近く読みました。そのおかげで、上記を網羅的に把握できたので「イメージどおり」と思い、買ったことを後悔しなかったのです。



上記は僕の失敗談ですが、初心者さんがよくやらかすミスでもあります。
なので、テーマ選びで失敗しないためにも、複数のレビュー記事をチェックしましょう。
③:アップデートが止まっているテーマは選ばない
最後は、アップデートが止まっているテーマは選ばない。
アップデートが止まっているということは
- 不具合に対処していない
- 脆弱性に対処していない
- テーマの性能が良くなっていない
という証拠。



このようなテーマを使うことは、ガソリンが漏れているバイクに乗るのと同じぐらい危険なので、選ばないようにしましょう。
WordPressテーマの選び方でよくある質問
最後に、WordPressテーマの選び方でよくある質問に回答します。
- WordPressテーマの相場ってどれぐらいですか?
-
15000円ほどです。
分布にすると、下記のようになります。
WordPressテーマの価格 - 無料テーマと有料テーマの違いは?
-
ざっくりまとめると、下記のような感じです。
無料テーマ 料金 0円 デザイン 自分で作る 機能 自分で作る SEO対策 自分でやる 有料テーマ 料金 相場が15000円 デザイン 既に作ってある 機能 既に作ってある SEO対策 既にやってある つまり、無料テーマは「料金が0円だけど全部自分でやってね」に対し、有料テーマは「料金が発生するけど全部やっておいた」です。
ためなので、
・全部自分でできる人は無料テーマが良い
・全部自分でできない人は有料テーマが良い
ですよ。
はじめてのWordPressテーマの選び方【失敗しない9つのポイント】:まとめ
今回は、WordPressテーマの選び方・探し方についてお伝えしました。
内容をまとめるとこんな感じ。
- WordPressテーマの選び方のポイントは9つ
①:ブロックエディタに対応しているか?
②:デザインはどうか?
③:機能は豊富か?
④:使いやすいか?
⑤:カスタマイズ性はどうか?
⑥:表示速度は速いか?
⑦:SEO対策が施されているか?
⑧:テーマのサポート体制はしっかりしているか?
⑨:買い切り型(複数サイトで使える)か?
- WordPressテーマの探し方は2つ
①:WordPressテーマシェア率から探す
②:Google検索から探す - WordPressテーマを決める際の注意点
①:値段で決めない
②:複数のレビュー記事を読む
③:アップデートされていないテーマは選ばない
今回ご紹介したポイントを判断材料にすれば、テーマ選びで失敗することはまずありません。
なので、本記事の内容を参考にWordPressテーマを選んでいきましょう。



そうすれば、自分が使うべきテーマを見つけることができて、望む結果を出せるようになりますよ。
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