
「ブログで稼ぐにはサイト設計が大事」だと聞いたのですが、サイト設計とは何ですか?どうやれば良いんでしょう?
そんな悩みを解決します。
1記事あたり2~3万円稼いでいる僕がお伝えしますね。
この記事を書いている人


- サイト設計のやり方
- サイト設計のポイント
サイト設計とは、「ブログ全体の設計図」みたいなイメージで
- サイト設計をやる・・・安定して稼ぐことができる
- サイト設計をやらない・・・いつまで経っても稼ぐことができない
となります。
実際に僕は
- サイト設計をする前・・・1円も稼げなかった
- サイト設計をした後・・・1記事あたり2~3万円稼げるようになった
です。
そこで今回は、ブログのサイト設計のやり方についてお伝えします。



後半ではサイト設計のポイントを解説しているので、最後までご覧ください。
それでは、本文を見ていきましょう。
ブログのサイト設計でやること
ブログのサイト設計でやることは下記のとおりです。
- テーマ・ジャンルを決める
- ペルソナを決める
- コンセプトを決める
- カテゴリーを決める
- 記事の設計をする
- ブログの名前を決める
- イメージカラーを決める
順番に説明しますね。
ブログのサイト設計のやり方①:テーマ・ジャンルを決める
まずは、テーマ・ジャンルを決めましょう。
- 何を発信するのか
- どんな分野を書くのか
と言ったことを選定します。



適当だとPVや収益が増えず、挫折することに…
なので、しっかり決めてくださいね。
発信したいことをリストアップする
とは言え、「どう決めれば良いの?」って思いますよね?
まずは、発信したいことをリストアップしましょう。



例えばこんな感じです。
- 福祉
- 介護
- 転職
- ブログ
- 心理学
- フリーランス
- ライティング
- マーケティング
- Webマーケティング
etc…
この段階では何も気にせず、思いつく限り洗い出してください。
発信したいことを3つに絞る
発信したいことを洗い出したら、3つに絞りましょう。
というのも
- 発信したいことが多い・・・執筆量が膨大になってブログが負担になる
- 発信したいことが少ない・・・ネタが尽きて書くのが大変になる
ブログが苦痛になって挫折することになる
からですね。



なので、多すぎず少なすぎない3つがベストです。
3つに絞るメリット
ちなみに、発信したいことを3つに絞ると下記のメリットがあります。
- ブログの差別化がしやすい



「ブログの差別化がしやすい」だけだと分かりにくいので、具体例を出しますね。
ブログの差別化がしやすい
例えば、節約術・投資・副業の3つをテーマにするとしましょう。



この3つを書いている人がいないため、誰とも被らないです。なので、オリジナリティが出せます。
さらに
- 副業で稼いだお金を無駄遣いしない方法
- ①で浮いたお金を投資に回して短期間で資産を増やす方法
というように、「テーマを掛け合わせれば、独自情報の発信」が可能です。



それによって、ブログそのものに価値が出るので
・ブログ読者がファンになる
・自然にアクセスが集まるようになる
ということが起こりますよ。
決める際のコツ
テーマを決める(絞る)際のコツです。
- 自分が特化している分野
- 1年以上書き続けられる分野
- 調べることが苦痛じゃない分野
この3つが合わさった分野を選ぶこと
というのも
- ・・・詳しく書けるから
- ・・・結果が出るのは1年後だから
- ・・・内容が濃い記事を書けるから
ですね。
より詳しく知りたい方は、【完全版】ブログテーマ(ジャンル)の決め方&コツ【稼げる案件の選び方も解説】をご覧ください。
ブログのサイト設計のやり方②:ペルソナを決める
次は、ブログのペルソナ(ターゲット)を決めましょう。
具体的には
- 「誰の役に立つのか」
- 「どんなニーズがあるのか」
を考えます。



例えば、看護師の転職について発信するとしましょう。
①:転職したい看護師
②:待遇を良くしたい
って思い浮かびますよね。
顔が思い浮かぶ人を選ぶ
ただ、これだけだと範囲が広すぎます。
範囲が広いと読者に刺さらないので、アクセスが集まりません。



なので、ターゲットを絞り込む必要があるのです。
その際、顔が思い浮かぶ人を選ぶと良いですよ。
例えば、
- 過去の自分
- 会社で一番親しい人
- 10年以来の付き合いがある親友
などですね。
なぜ顔が思い浮かぶ人が良いのか?
顔が思い浮かぶ人を選ぶ理由は単純で
ニーズ(悩んでいること)を把握しやすい=必要な記事を揃えられる
からです。
例えば、自分の親をターゲットにブログ運営のサイトを作ったとしましょう。どんな記事を入れれば良いのかが、分かりますよね?



仮に、必要な記事を一つずつ入れていった場合。ブログ単位でターゲットのニーズを満たせます。
それにより、同じようなニーズがある人に役立つサイトになるのです。
言い換えると、「稼げるブログになる」ってことですね。
おすすめは「過去の自分」
ターゲットを決めるコツは、
過去の自分を選ぶ
ことです。



というのも、ニーズを満たす記事が揃えやすいからです。
例えば、当ブログの場合。過去の自分がターゲットです
- ブログ全体(過去の自分の悩み)
- できないことが多すぎる
- 副業ブログカテゴリー
- PV・アクセス・収益が無い。どうすれば良い??
なので、上記のお悩み解決記事を入れています。(後述しています)
このターゲットは記事を書く際にも役立ちます。
詳しく知りたい方は、ブログのペルソナの作り方とは?設定方法を5つのステップで解説【初心者向け】をご覧ください。
ブログのサイト設計のやり方③:コンセプトを決める
次は、ブログのコンセプトを決めましょう。
ブログコンセプトとは?
一言で言うと、ブログの理念です。
- ブログの在るべき姿・・・目的やミッション
- ブログが目指す姿・・・目標やビジョン
と言った「ブログの根幹」になります。



ブログコンセプトを決めると発信内容がブレません。
さらにコンセプトに共感した人がファンになったり、物を買ってくれたりします。
なので、しっかり決めましょう。
どんな悩みを解決し、何を実現するのか
ブログコンセプトの決め方はズバリ。
- ターゲット
- ターゲットの悩み
- ターゲットのニーズ
- ターゲットに提供する価値
- どんな理想を実現するのか?
を考えることです。



ちなみに、当ブログはこのように設定しています。
参考例として見ていきましょう。
コンセプト |
ターゲット | 過去の自分 |
どんな悩み? | できないことが多すぎる |
どんなニーズ? | できるようになりたい |
どんな価値を提供する? | できないことをできるようにする |
どんな理想を実現する? | 0から1を生み出し、自分の人生を自分で切り開く |
より詳しく知りたい方は、ブログコンセプトの決め方を5つの手順で解説【実例付き】をご覧ください。
ブログのサイト設計のやり方④:カテゴリーを決める
次は、ブログのカテゴリーを決めましょう。
カテゴリーとは、人体でいうところの「部位」。腕や足が合わさって肉体を作り上げるように、各カテゴリーが合わさってブログを構成します。
イメージ図


カテゴリーの決め方
カテゴリーの決め方です。
- 親カテゴリーは3つ・・・テーマ・ジャンルにする(抽象)
- 子カテゴリーは5つぐらい・・・テーマ・ジャンルの詳細にする(具体)





このようにすると、SEOに強くなって、読者が記事を探しやすくなります。(収益化できるブログが作れる)
「もっと詳しく知りたい!」と思った方は、SEOに強いブログカテゴリーの決め方&分け方のコツ【回遊率・PV・収益を増やす秘訣も解説】をご覧ください。
ブログのサイト設計のやり方⑤:記事の設計をする
次は、記事の設計をしましょう。
具体的には、カテゴリーに入れる記事をピックアップします。



記事の設計で稼げるか稼げないか。資産化できるかできないかが決まるので、しっかりやりましょう。
基本知識
この部分はめちゃくちゃ大事なので、基礎知識からお伝えします。
- 記事は「収益記事・教育記事・集客記事」に分かれる
- 「集客記事」だけでは稼ぐことができない
- 「教育記事・集客記事」のアクセスを収益記事に流す
①:記事は「収益記事・教育記事・集客記事」に分かれる
ブログ記事は
- 収益記事・・・売るための記事
- 教育記事・・・商品に興味を持たせる記事
- 集客記事・・・アクセスを集めてくる記事
に分けられます。
収益記事・・・売るための記事
収益記事一覧 | 役割 | 例 |
---|---|---|
キラーページ・まとめ記事 | 複数の商品を紹介して興味を持たせる記事 | おすすめ〇選、比較〇選、人気ランキング〇選 |
個別レビュー記事 | 商品を詳しく解説した記事 | 口コミ評判レビュー、感想レビュー、〇〇レビュー |
購入後サポート記事 | 「購入しても大丈夫だ!」と安心感を与える記事 | 〇〇の導入手順、〇〇の初期設定、〇〇の使い方 |
教育記事・・・商品に興味を持たせる記事
教育記事一覧 | 役割 | 例 |
---|---|---|
誘導記事 | 商品を購入するように促す記事 | 〇〇の選び方、〇〇は買っても大丈夫? |
動機付け記事 | その商品を紹介し、「欲しい!」と思わせる記事 | 〇〇のメリット・デメリット、〇〇の費用、 |
集客記事・・・アクセスを集める記事
教育記事一覧 | 役割 | 例 |
---|---|---|
お悩み解決記事 | 読者の悩みを解決する記事 | 〇〇の原因、〇〇の解決法 |
ノウハウ系記事 | ノウハウを伝える記事 | 〇〇のやり方、〇〇をする方法 |
②:収益記事だけでは稼ぐことができない
ちなみに、収益記事だけでは稼ぐことができません。
その理由は2つあります。
- 売り込み感が出るから
- ライバルが強くて競争が激しいから
①:売り込み感が出るから
例えば、ブログノウハウ系のサイトを見たとしましょう。
全記事がアフィリエイト記事だったら、「ウザい!」と思いませんか?



これは売り込み感が出ているからです。
収益記事だけだと読者が同じように感じます。
②:ライバルが強くて競争が激しいから
収益記事はお金を生むので、企業サイトも書きます。
だから、ライバルが強くて競争が激しいです。





これだと99.9%の割合で記事を上位表示させられません。仮に上位表示させられたとしても、企業サイトに持っていかれるのがオチです。
③:集客記事・教育記事から収益記事に流す
なので、集客記事・教育記事を作り、そこからアクセスを流す必要があります。
イメージ的にはこんな感じ。
イメージ図


こうすれば
という流れができます。



ちなみに、購入サポート記事を読んで「安心してから」買うケースも多々あります。
記事の洗い出し方
基礎知識が理解できたところで、記事の洗い出し方についてお伝えします。
記事の洗い出し方
(収益記事を決める)
(集客記事を決める)
(教育記事を決める)
具体例
例えば、社労士試験の通信教材を勧める場合。
記事一覧 | 必要な記事 |
---|---|
集客記事(スタート) | ・教材を使って独学にすべきという記事 ・↑↑上記の理由に応える記事 |
教育記事(スタートとゴールを埋める) | ・勉強が捗る教材の特徴の解説記事 ・教材の選び方の解説記事 |
収益記事(ゴール) | ・比較ランキング記事 ・個別レビュー記事 ・購入後サポート記事 ・独学のイロハ記事 |
となります。
洗い出し方のコツ
洗い出し方のコツは、「質問に答えていくこと」です。
例えばこんな感じ。
例:「社労士試験カテゴリー」の場合
質問内容 | 質問に答える記事 | 記事の分類 | |
---|---|---|---|
最初の質問 | 通学・独学・教材はどれが良いの? | 教材を使って独学が良い理由に応える記事 | お悩み解決記事 |
次の質問 | なんで教材を使って独学が良いの? | 教材を使って独学が良い理由に応える記事 | 動機付け記事 |
次の質問 | じゃあ、どんな教材を使えば良いの? | 学習が捗る教材の特徴に関する記事 | 動機付け記事 |
次の質問 | じゃあ、どう選べば良いの? | 教材の選び方を教える記事 | 誘導記事 |
次の質問 | おすすめの教材を教えて | おすすめの教材を教える記事 | キラーページや個別レビュー |
次の質問 | 教材の使い方を教えて | 教材の使い方を教える記事 | 購入後サポート記事 |
最後の質問 | 勉強の進め方を教えて | 独学のイロハを教える記事 | 購入後サポート記事 |
青:教育記事
緑:収益記事
このようにすると、
- 前の質問に答えていくことができる(疑問・悩み・ニーズに応えられる)
- なので、ベルトコンベア式で購入まで至らせることができる
- 結果、ブログが働き続けてお金を生み出してくれる
ため、「放置しても収入を得ること」ができます。
ブログのサイト設計のやり方⑥:ブログの名前を決める
次は、ブログの名前を決めましょう。
ブログ名はブランドになるもの。「牛丼と言えば吉野家」みたく、「〇〇と言えばあなたのブログ名」となります。



なので、しっかり決めましょう。
ブログの名前の決め方
ブログの名前の決め方です。
要素が幾つもあるのですが、下記の3つを押さえればOKです。
- タイトルだけで発信内容が分かるか?
- 語呂が良くて覚えやすいか?
- 差別化ができるか?
①:タイトルだけで発信内容が分かるか?
理由は単純で、パッと見で「どんなサイトなのか」が把握できるからです。
例えば、「株価.com」「転職ブログ」の場合。名前を見ただけで、「どういうブログなのか」が予想できますよね?
そうすると「読んでみよう」と思わせられるので、クリックされやすくなります。
②:語呂が良くて覚えやすいか?
語呂が良くて覚えやすいと、検索されるようになります。
例えば、「アマゾン」「楽天(らくてん)」。ついつい検索してしまうのでは無いでしょうか。
なので、語呂が良くて覚えやすい名前にしましょう。



4文字にすると良いですよ。
③:差別化ができるか?
差別化ができれば、他のブログと被りません。
なので、「ブログ名」で検索した際、埋もれなくて済みます。



言い換えると、アクセスが集められるってことです。
ブログの名前例
とは言っても、中々決められませんよね。
なので、参考になるブログ名をご紹介します。



真似てアレンジしてみてください。
タイトルだけで発信内容が分かる
語呂が良くて覚えやすい
差別化しやすい
詳しく知りたい方は、ブログの名前(タイトル)の決め方&コツ【結論、指名検索されるようになります】をご覧ください。
ブログのサイト設計のやり方⑦:テーマカラーを決める
最後は、ブログのテーマカラーを決めましょう。
ざっくり言うと、テーマカラーとはブログを色で表したもの。
- 印象付けられるので覚えてもらいやすい
- 色によって個性を立てられるので差別化しやすい
というメリットがあります。



テーマカラーだけでもアクセスが変わりますよ。
1stブログを運営していた時のこと。
テーマカラーをオレンジ⇒紫に変えただけで、アクセスが100増えました。
テーマカラーを決めるコツ
テーマカラーを決めるコツはズバリ。
どんな印象を持ってもらいたいか
で選ぶことです。
例えば
- 信頼や誠実・・・青
- 癒しや安全・・・緑
といった感じですね。



色カラーを参考にすると、決めやすくなりますよ。
ブログのサイト設計のポイント
ここでは、ブログのサイト設計のポイントをお伝えします。
- サイト構造を意識する
- カテゴリー毎にコンセプトを決める
- 同じカテゴリーの記事を内部リンクで繋ぐ
一つずつ説明しますね。
サイト構造を意識する
まずは、サイト構造を意識しましょう。
具体的にはこんな感じです。


このような構造にすると、下記のメリットがあります。
- Googleが評価して上位表示されやすくなる・・・アクセスが集まりやすくなる
- 読者が記事を探しやすくなる・・・集客記事 ⇒ 教育記事 ⇒ 集客記事へと進みやすくなる
なので、収益性の高いブログになりますよ。
カテゴリー毎にコンセプトを決める
次は、カテゴリー毎にコンセプトを決める。
理由は単純で
カテゴリー単位で読者のニーズを解決できる=必要とされる
からです。
具体例
例えば、当ブログの「副業ブログカテゴリー」の場合。
コンセプト |
ターゲット | ブログを開設して3ヵ月目の、2020年5月の自分 |
どんな悩み? | PV・アクセス・収益が無い。どうすれば良い?? |
どんなニーズ? | 少ない記事数でアクセス・PV・収益を稼ぎたい |
どんな価値を提供する? | ブログノウハウ |
どんな理想を実現する? | わずか1,000アクセスで月5,000PV・収益5万円を達成 |
上記のように定めています。



そうすると、役立つブログ(=資産化ブログ)になりますよ。
なので、ぜひカテゴリー毎にコンセプトを決めてください。
同じカテゴリーの記事を内部リンクで繋ぐ
最後は、同じカテゴリーの記事を内部リンクで繋ぐ。
内部リンクとは、自分のサイトを行き来するために貼るリンクのことです。
具体的には
Aカテゴリーの〇記事を、同じカテゴリーの×記事に貼る
ですね。
こんな感じ





内部リンクを貼ると
✓クローラーが巡回しやすくなる・・・SEOに強くなる
✓読者がサイト内を回りやすくなる・・・PVや収益が増える
というメリットがあります。
詳しく知りたい方は、【初心者ブロガー向け】内部リンクとは?効果的な貼り方&コツを解説【SEOに強くなってブログが伸びる】をご覧ください。
【お疲れ様です】最後にブログ運営がしやすくなるツールをご紹介します
これでサイト設計は完了です。お疲れ様でした。
ここまでしっかりやれば、稼げるブログが作れるはずです。



後はブログを運営して、収益を上げていきましょう!
その際、WordPressテーマSWELLを使うと良いですよ。
なぜなら
- HTML/CSSをいじる必要が無い
- 直感的な操作で扱える
- 機能が豊富にある
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