
ロングテールキーワードってなに?どう探せば良いの?
そんな疑問を解決します。
この記事を書いている人


- ロングテールキーワードの基礎知識
- ロングテールキーワードの探し方
- ロングテールキーワードで上位表示させるコツ
ブログ運営について調べると、「ロングテールキーワード」という言葉が出て来て
ロングテールキーワードっていったいなに?どう探せば良いの?
と思いますよね?
僕も上位表示できていない時、そう思いました。
結論を言うと、ロングテールキーワードはSEOを攻略するうえで必須です。うまく活用すれば、ビッグワードも狙えます。
ただ、活用の仕方を間違えると、SEOを攻略できません。下手をすればアクセスが集まりませんね。
そこで今回は、ロングテールキーワードの基礎知識、探し方や上位表示させるコツについて解説します。



本記事を読めば、ロングテールキーワードを理解できますよ。
また、
- ライバルが強い時の対処法
- 上位表示させるコツ
も書いているので、ブログを伸ばしていけるでしょう。
ロングテールキーワードの基礎知識
まずは、ロングテールキーワードの基礎知識についてお伝えします。
- ロングテールキーワードとは?
- ロングテールキーワードを選ぶ目的
一つずつ説明しますね。
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは
検索VOL1,000以下の複合キーワード
のことです。
- 読みやすい ブログ 書き方・・・検索VOL10
- 新宿 おすすめ ランチ 安い・・・検索VOL30
- 30代 おすすめ 転職 エージェント・・・検索VOL20
などが該当しますね。
ロングテールキーワードを選ぶ目的【ロングテールSEO】
ロングテールキーワードを選ぶ目的です。
- 検索ボリュームが少ないキーワードを狙う
- そのキーワードで上位表示させる
- それによって流入数を増やす
例えば、「ワードプレス ブログ 書き方(検索VOL720)」で記事を書くとしましょう。
「ブログ 書き方(検索VOL4,400)」より検索数が少ない分、ライバルが弱いので上位表示させやすいです。
ロングテールSEOの由来
“ロングテールSEO”を理解するうえで、押さえておきたいことがあります。



それはロングテール戦略です。
ロングテール戦略とは
ニッチな商品を取り扱うことで顧客の総数を増やし、利益を拡大する
方法です。
AmazonやNetflixが活用して、成功を治めています。
- Amazon・・・そこまで人気じゃない商品を取り扱うことで、ニッチな需要に答えた
- Netflix・・・動画のラインナップを増やし、ニッチな需要に答えた
解説


上記のとおり、ロングテールは売れ筋商品ではありません。しかし、一定のコアなファンがいるので、販売経路があれば売るのです。



これは、ロングテールキーワードにも該当します。ニッチなキーワードを選ぶことによって、一定数のアクセスが集まるのです。
ロングテールキーワードのメリット
そんなロングテールキーワードのメリットは、4つあります。
- 検索意図が分かりやすい
- 商品を紹介すれば買われやすい
- 企業サイトが入れない(予算的に)
- 積み上げればビッグワードも狙える
一つずつ説明しますね。
メリット①:検索意図が分かりやすい
まず、検索意図が分かりやすい。
>>関連記事:検索意図とは?|重要性・調べ方や考え方のコツ・記事に活かす方法を解説
下記のロングテールキーワードを見てください。
- 新宿 安い 味噌 ラーメン店 美味しい
- 東京 駅 近く エステサロン
①の検索意図は、「新宿にある、安くて美味しい味噌ラーメン店が知りたい」。②の検索意図は、「東京駅近くのエステサロンが知りたい」だと分かりますよね?



このようにニーズが具体的なので、検索意図が把握しやすいです。
メリット②:商品を紹介すれば買われやすい
次は、商品を紹介すれば買われやすい。
例えば、下記のロングテールキーワードの場合。
- ノートパソコン 5万円台 おすすめ 速い 大容量
- 有料テーマ 1万円台 おすすめ 速い SEO対策済み
検索ユーザーが欲しがっているものが明確です。
なので、該当する商品のアフィリエイト記事を作ればCVするでしょう。
メリット③:企業サイトが入れない(予算的に)
次は、企業サイトが入れない(予算的に)。
会社目線で見ると
- ロングテールキーワードだけだとアクセスが集まらない
- それによって、販売で得る収益よりも人件費が高く付く
ので、参入しづらいです。
企業サイトが参入したとしても、狙えないキーワードがある
とは言え、近年は企業サイトが増えています。
しかし
- コノハウィング 評判 口コミ 感想
- Z会ペアゼット 評判 口コミ めんどくさい 難しい
上記みたいな「評判・口コミ・感想系」は狙えません。



なぜなら、景品表示法に引っかかる可能性があるからです。
メリット④:積み上げればビッグワードも狙える
最後は、積み上げればビッグワードも狙える。



例えば、「転職エージェント おすすめ」で上位表示させたいとしましょう。
その場合、
- 転職エージェント おすすめ 20代
- 転職エージェント おすすめ 30代
- 転職エージェント おすすめ 30代 女性
上記の記事を、「転職エージェント おすすめ」の記事に貼ればOKです。


そうすれば
- ロングテールキーワード記事の評価が「転職エージェント おすすめ」記事に移る
- それによって「転職エージェント おすすめ」記事が評価される
ので、「転職エージェント おすすめ」で検索TOP10を狙えますよ。
ロングテールキーワードのデメリット
一方、ロングテールキーワードのデメリットは4つあります。
- 検索流入が見込めない
- 同じような記事を量産しやすい
- 上位表示されるまでに時間が掛かる
一つずつ説明しますね。
デメリット①:検索流入が見込めない
まずは、検索流入が見込めない。
1ヵ月間の検索数が少ないので、上位表示されてもアクセスが少ないです。
例えば、検索ボリュームが10〜100程度のロングテールキーワードの場合。1位を獲得しても、1日のアクセスが1桁台だということも珍しくないですね。



なのでアクセスを増やしたり稼ぎたい場合
①:記事数を増やす
②:検索VOL1,000以上の記事を書く
と良いですよ。
デメリット②:同じような記事を量産しやすい
次は、同じような記事を量産しやすい。
ロングテールキーワードの場合、
キーワードが変わっても意味が変わらないパターン
があります。
例えば、「ダイエット おすすめ 方法」と「痩せる 効果的 やり方」の場合。キーワードは違いますが、記事の内容が同じになると考えられますよね。



同じような記事を作るとSEOの評価が下がるので、注意しましょう。
デメリット③:上位表示されるまでに時間が掛かる
最後は、上位表示されるまでに時間が掛かる。
ロングテールキーワードであっても、コンテンツには変わりないです。
なので、
- クローラーが認識する
- Googleの検索結果に表示される
- 検索順位が上がって上位表示される
ので、検索TOP10に入るのに「3ヵ月~」は要します。



とはいえ、
・上位表示されやすい
・積み上げればビッグワードが狙える
のも事実。なので、書いていきましょう。
ロングテールキーワードの探し方
それでは、ロングテールキーワードの探し方をお伝えします。
- ビッグワードを決める
- ミドルキーワードを決める
- ミドルキーワードの3語目を選ぶ
- 同じようなキーワードを一つにまとめる
一つずつ見ていきましょう。
手順①:ビッグワードを決める
まずは、ビッグワードを決めましょう。
例えば
- 転職向けブログ・・・ビッグワードは「転職」
- 初心者ブロガー向けブログ・・・ビッグワードは「ブログ」
ですね。



分からなければ、「ブログのテーマをビッグワードにする」と良いですよ。
手順②:ミドルキーワードを決める
次はミドルキーワードを決めましょう。
具体的には、「ビッグワードの2語目」を選んでください。
ミドルキーワードの選び方
ミドルキーワードの選び方です。
「ブログ」を例に挙げて見ていきましょう。
選び方手順


上記の中から、2語目を選びます。
今回は「ブログ 始め方」にしますね。
手順③:ミドルキーワードの3語目を選ぶ
次は、ミドルキーワードの3語目を選びましょう。
「ブログ 始め方 〇〇」となればOKです。
3語目の選び方
3語目の選び方は下記のとおり。
「ブログ 始め方」で見ていきましょう。
選び方手順
手順④:同じようなキーワードを一つにまとめる
次は、同じようなキーワードを一つにまとめましょう。
例えば、こんな感じです。
- ブログ 始め方 WordPress ワードプレス
- ブログ 始め方 おすすめ 本



このようにすれば、同じような記事を量産しなくて済みます。
より詳しく知りたい方は、SEOキーワード選定のやり方を3つの手順で解説|選び方のコツも【初心者必見】をご覧ください。
ライバルが強い時の対処法
ロングテールキーワードでもライバルが強い時があります。
例えば、「看護師 おすすめ 転職エージェント」の場合。企業が運営している情報サイトが検索1ページ目を独占しています。
そのような場合、下記を試してみると良いですよ。
- 3語目のサジェストキーワードを見る
- 4語目・5語目・6語目を作る
- 類語・言い換えを使う
一つずつ説明しますね。
3語目の関連キーワードを使う
まずは、3語目の関連キーワードを使う
関連キーワードとは、検索結果の真下に表示されるキーワードのことです。特定のキーワードと一緒に検索されているので、ライバルが強い時の対策になります。
※看護師 おすすめ 転職エージェントの場合





ここに出てくる関連キーワードの中から、
ロングテールキーワードに合うもの
を選ぶと良いですよ。
4語・5語・6語目を作る
次は、4語・5語・6語目を作る。
前述の同じようなキーワードを、4語・5語・6語目にします。
- 「ブログ 始め方 WordPress」のライバルが強かった場合
- 「ブログ 始め方 WordPress ワードプレス」にする
- 「ブログ 始め方 本」のライバルが強かった場合
- 「ブログ 始め方 本 おすすめ」にする



仮に、4語で検索1位を取った場合。3語でも上位表示される可能性が出てきますよ。
類語・言い換えを使う
最後は、類語・言い換えを使う
例えば、こんな感じです。
- 「ブログ 始め方 WordPress」のライバルが強かった場合
- 「ブログ 始め方 開設 WordPress」にする
- 「ブログ 始め方 本」のライバルが強かった場合
- 「ブログ 始め方 本 書籍 おすすめ」にする
解説
一定数は類語・言い換えを使って検索しています。
書いている人が少ないので
- 類語・言い換えで検索1位が狙える
- 類語・言い換えでの評価が引き継がれる
- 結果、ロングテールキーワードで上位表示される
という流れが期待できます。
ロングテールキーワードで上位表示させるコツ
最後に、ロングテールキーワードで上位表示させるコツをお伝えします。
- 検索VOL0のキーワードでも書く
- 記事の文字数を3,000字以上にする
- 関連記事同士を内部リンクで繋いでいく
一つずつ見ていきましょう。
検索VOL0のキーワードでも書く
まずは、検索VOL0のキーワードでも書く。
理由は単純で
- カテゴリーが評価される
- 検索VOL0でもアクセスが見込める
からです。
カテゴリーが評価される
Googleは専門性(どれだけそのテーマを取り扱っているのか)を重視します。
そのため
- カテゴリーに1記事しか無い・・・カテゴリーが評価されない
- カテゴリーに20記事ある・・・カテゴリーが評価される
となるのです。



カテゴリーが評価されれば、そのカテゴリー記事が上位表示されやすくなりますよ。
検索VOL0でもアクセスが見込める
次は、検索VOL0でもアクセスが見込める。
というのも
特定のキーワードを検索した際、関連キーワードをクリックして検索結果を見ている人がいる
からです。
当ブログには、「SWELL 初期設定」で書いた記事があります。検索VOLは0ですが、毎日50PVは見られていますね。



カテゴリーが評価されてアクセスも見込めるので、検索VOL0でも記事を書きましょう。
記事の文字数を3,000字以上にする
次は、記事の文字数は3,000字以上にする。
なぜなら、
検索意図を満たして、読者を満足させるには、3,000文字は必要
だからです。



とは言え、3,000文字以上書けば上位表示されるわけではありません。
なので
- 検索意図を満たす
- 読者を満足させる
この2つを徹底してくださいね。
関連記事同士を内部リンクで繋いでいく
最後は、関連記事同士を内部リンクで繋いでいく。
理由は単純で
- 他の記事にアクセスを流せる
- 他の記事の滞在時間が伸びるので、その記事のSEO評価が上がる
- 内部リンクで貼った記事の評価を引き継げる
- A記事にB記事の内部リンクを貼った場合、B記事の評価をA記事に引き継げる
からです。
※イメージ図





ただし、関連記事じゃない場合、SEOの評価がマイナスになります。
そこだけは気を付けてくださいね。
ロングテールキーワードとは?探し方や上位表示させるコツも解説:まとめ
今回は、ロングテールキーワードの基礎知識、探し方や上位表示させるコツについてお伝えしました。
- 検索VOL1,000以下の複合キーワード
- 検索VOLが少ないキーワードで上位表示させてアクセスを集める
ロングテールキーワードは、SEOを攻略するのに必須。



今回の内容をマスターして、ロングテールキーワードを活用していきましょう!
そうすればブログが伸びるでしょう。
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