
ブログを読みやすくする方法を教えてください。
経験が長いブロガーさんのブログを見た後、自分のブログを見ると読みづらくて…
そんな悩みを解決します。
- 読みやすいブログの条件
- 読みやすいブログの書き方のコツ
- 読みやすいブログのレイアウト・デザイン
- ブログが10倍読みやすくなる!とっておきの方法
この記事を書いている人


経験が長いブロガーさんのブログ記事を見た時、
めちゃくちゃ読みやすい!
それに対して、自分のブログ記事は読みづらい!!
いったいなぜ??
と思うことがありますよね?
僕は何度もあります。



ただ、下手に手を加えると、かえって読みづらくなることも…(実際にやらかしました)
でも、安心してください。正しい方法を知れば、読みやすくすることができます。
読みやすくする方法を知る前


読みやすくする方法を知った後


そこで今回は、ブログを読みやすくする方法についてお伝えします。



本記事の内容を実践すれば、ブログがすっきり美しくなりますよ。
それによって
- 読者がファンになる
- PVが増えて収益も増加する
も夢ではありません!
ちなみに本記事は、ブログの書き方の応用編です。基礎を押さえたい方は、下記をご覧ください。
ブログの基本的な書き方







それでは、本文を見ていきましょう。
【前提知識】読みやすいブログの条件
まずは、前提知識として、読みやすいブログの条件についてお伝えします。
- すっきりしていて非常に見やすい
- 読んでいて疑問が一つも浮かばない
- 斜め読みでも記事の内容が理解できる
一つずつ説明しますね。
条件①:すっきりしていて非常に見やすい
条件1つめは、すっきりしていて非常に見やすい。
こんな感じです。


- 改行幅を多めに取って余白を作っている
- 文字だけの文章と装飾のバランスが良い
- 長い文章と短い文章を織り交ぜている
ので、見た目が鮮やかです。美しさを感じます。
条件②:読んでいて疑問が一つも浮かばない
条件2つめは、読んでいて疑問が一つも浮かばないこと。
下記の画像のような感じです。


- シンプルで平坦な言葉を使っている
- 話のロジックがしっかり成立している
- 前の文で浮かんだ疑問を次の文で解消している
ので、スラスラ読めます。
条件③:斜め読みでも記事の内容が理解できる
条件3つめは、斜め読みでも内容が理解できること。
実際に見た方が分かりやすいと思うので、下記の動画をご覧ください。
- 装飾を施している部分を読めばポイントが理解できる
- 吹き出しやボックスを読めば言いたいことが理解できる
ので、飛ばし読みでも言いたいことが明確に伝わります。
読みやすいブログの書き方のコツ
それでは、読みやすいブログの書き方のコツをお伝えしますね。
- 句点は2回まで
- 余計な文章を削る
- 言葉を一貫させる
- 文章の重複を避ける
- 文章のリズムを変える
- 文章が続くのは三文まで!
- ルールを決めて文字装飾を使う
- 改行を多めにとって余白量を増やす
- 全体的に論理が通っているかをチェック
- 漢字2割・ひらがな7割・カタカナ1割の比率
一つずつ見ていきましょう。
句点は2回まで
まず、句点の使用は2回まで。
理由は単純で、「伝えたいことが分かる」からです。
具体例
下記の文章を読み比べてみてください。
厳島神社へ行った感想
本来は二泊三日のスケジュールのはずが、今回は一泊二日。
二日分の日程を一日に凝縮したので、スケジュールがハードでした。
でも、子供の時に習った、歴史の場所に行けて感動しました!
句点が2回だと、言いたいことが分かります。しかし、句点が2回以上だと、言いたいことが分かりません。



なので、句点の使用は2回までにしましょう。
余計な文章を削る
次は、余計な文章を削る。
具体的には
上記を削ぎ落しましょう。



文章がシンプルになって、めちゃくちゃ分かりやすくなりますよ。
具体例
下記の文章を見てください。
ブログで稼ぎたいなら、SEOの知識がめちゃくちゃ必要。
なぜなら、その知識を使って上位表示させる必要があるからです。
例えば、「読みやすい ブログ」で検索1位を取った場合としましょう。
そうすると、かなりの、膨大なアクセスが見込めます。
なので、ブログでガッツリ稼ぐためにも、SEOの知識をしっかり習得しましょう。
シンプルな方が理解できますよね。



なので、余計な文章を削りましょう。
目安
目安としては
- 一文40文字以内に収める
- 修飾語の使用は、各見出しで2回まで
が良いですね。



特に文字数。
これは意識してください。
というのも
- 人の集中力・・・8秒
- 1秒で認識できる文字数・・・5文字
8 × 5 = 40文字
だからです。
言葉を一貫させる
次は、文中で使用する言葉を一貫させる。
文中で使用する言葉の意味が同じだと、疑問が浮かびません。
エディタには、Classic EditorとGutenbergの2種類あります。
クラシックエディタは2018年まで使われていて、HTML/CSSの操作が必要でした。対して、ブロックエディタは2018年から使われ、ソースコードの操作が不要です。
旧エディタのサポートは2021年末に終了するので、今から新エディタに慣れましょう。
NG例は「え?」となりますが、OK例はすんなり頭に入ってきます。



なので、言葉を一貫させましょう。
文章の重複を避ける
次は、文章の重複を避ける。
同じ言葉が続くと、読みづらくなります。
具体例
下記の文章を読んでみてください。
ブログ記事を書く際に大事なのは、論理的に考えることです。
なぜなら、論理的な文章を書く必要があるからです。
例えば、結論 → 理由 → 具体例 → 結論です。
これは、論理的につながっているのです。



例①はつまった感じがしますが、例②は流れるように読めます。
このように、同じ言葉が続くと読みづらくなるので、言葉を変えましょう。
重複しないためには?
重複しないためには
と良いです。
事実、例②の文章は言葉が重ならないように類語を使用。語尾も一文ずつ変えています。



「確認が難しそう!」と思いますが、文章推敲のツール(無料)を使えば簡単です。
ツールが文章をチェックしてくれますよ。
文章のリズムを変える
次は、文章のリズムを変える。
というのも
- リズムが同じ・・・退屈する
- リズムが違う・・・熱中する
からです。
具体例
具体例として、例①と例②の文章を読み比べてみてください。
読者をファンにしたいなら、ライティング技術が必須。
なぜなら、読み手の心を動かす必要があるからです。
例えば、読者があなたの体験談を読んだとしましょう。
ライティングスキルがあれば、体験談に引き込めます。
そうすると、読み手があなたの体験談に共感します。
そして、「このようになりたい!!」って思います。
なので、読者をファンにしたいなら、ライティングスキルが必要です。



例①は飽きますが、例②は没頭しますよね。
なので、リズムを変えましょう。
リズムを変える方法
リズムを変える方法は
- 体言止めを使う
- 文章に長短を付ける
- 抽象と具体を織り交ぜる
この3つです。意識してみてください。



そうすれば読みやすくなって、完読されますよ。
文章が続くのは三文まで!
次は、文章が続くのは三文まで!
三文以上続くと、「長いな~。読みづらいな~。」と感じ、ページが閉じられます。



なので、三文め・四文めに文字装飾を使うと良いですよ。
※例


ルールを決めて文字装飾を使う
次は、ルールを決めて文字装飾を使う。
無造作に文字装飾を使うと、目がチカチカして見づらくなります。



しかし、ルールを決めて文字装飾を使うと視認性が向上。パッと見で理解できますよ。
当ブログの文字装飾ルール
参考例として、当ブログの文字装飾ルールをお伝えしますね。
当ブログの文字装飾ルール
- 強調・・・重要な文章
- マーカー・・・その章の答え
- 箇条書き・・・ポイント
- 吹き出し・・・ワンポイントメッセージ
- 赤の背景色・・・注意喚起など
- 緑の背景色・・・メリットなど
- 黄の背景色・・・ベネフィットなど
- 灰色の背景色・・・具体例や体験談
- 箇条書き+枠・・・目立たせたい時に使用
- 箇条書き+青の背景色・・・重要なポイント
- 箇条書き+赤の背景色・・・注意ポイント、デメリット
- 箇条書き+緑の背景色・・・効果、メリット
- 箇条書き+黄の背景色・・・ベネフィット、エンドベネフィット



ぶっちゃけ、ここまで多くしなくても平気です。
ただ、重要なポイント、注意ポイントは目立つようにしましょう。
注意点:文字装飾を使い過ぎない
文字装飾を使う際は
1画面につき最大3色まで
が良いです。



具体的には
・強調+マーカー
・強調+箇条書き+背景色
・吹き出し+強調+マーカー
といった感じですね。
改行を多めにとって余白量を増やす
次は、改行を多めにとって余白量を増やす。
余白量を増やせば、文章がすっきりして見やすくなります。



余白の目安は
・クラシックエディタ・・・改行幅2行
・ブロックエディタ・・・改行幅2行
・SWELL・・・4mm~5mm
です。
全体的に論理が通っているかをチェック
次は、全体的に論理が通っているかをチェック。
250記事以上添削をしてきて
- 読みやすい文章・・・論理が成立している(分かりやすい)
- 読みづらい文章・・・論理が飛んでいる・破綻している(疑問が浮かぶ)
でしたね。
具体例
具体例として、下記の文章を見ていきましょう。
ブログの収益を増やしたいなら、ASPを使い分けると良いです。
なぜなら、ASP毎に広告の報酬単価が違うから。
例えば、同じ広告でも
- A社・・・5,000円
- B社・・・5,500円
ということがあります。
なので、ブログの収益を増やしたいなら、ASPを使い分けましょう。
例①は、分かりやすいので、スラスラ読めます。しかし、例②は疑問が浮かぶので、スラスラ読めません。



このように、ロジックが成立しているかいないかで、読みやすさが変わります。
なので、全体的に論理が通っているかをチェックしましょう。
漢字2割・ひらがな7割・カタカナ1割の比率
最後は、漢字2割・ひらがな7割・カタカナ1割の比率にする。
理由はシンプルで、見やすくなるからです。
具体例
具体例を見ていきましょう。
例①と例②、どちらが見やすいですか?
今日の御昼御飯は、パンを2つ食べました。
ジメジメしているから、しょくよくが無いんですよね。



例②ですよね。
例①は、目が疲れてストレスを感じます。
なので、漢字2割・ひらがな7割・カタカナ1割の比率を意識しましょう。
意識する際のポイント



意識するには、どうすれば良いんですか?



下記をやってみてください。
ポイント
- 漢字が連続するのを4文字までにする
- 名詞・動詞は漢字、それ以外はひらがなに
- 無料ツールを使用してそれぞれの比率を確認
- 記者ハンドブックを使って表現をチェックする
※リンクをクリックすると外部サイトへ移動します
この4つをやれば、おどろくほど見やすくなりますよ。
読みやすいブログのレイアウト・デザイン
ここでは、読みやすいブログのレイアウト・デザインについてお伝えします。
- 自動広告をOFFにする
- テーマカラーには寒色系を使う
- 文字装飾にはパステルカラーを使う
- PC・スマホで見やすい文字フォントを使う
- コンテンツ幅・文字フォントを少し大きくする
一つずつ見ていきましょう。
自動広告をOFFにする
まず、自動広告をOFFにする。
読みづらいブログに共通しているのが「自動広告」。変なところにアドセンスが表示されています。
たとえば、
- 文中の句点の後
- 箇条書きの間
- 追尾ヘッダー
とかです。
正直に言って、あれはストレスを与えます。離脱率(ページを閉じる割合)が高まりますね。



なので、自動広告をOFFにしましょう。
代わりに、目次上・下、まとめの文末に広告を貼ると良いです。自動広告よりも収益が発生しやすくなりますよ。
テーマカラーには寒色系を使う
次は、テーマカラーには寒色系を使う。
理由はシンプルで、目がチカチカしないからです。
具体例
実際に、寒色系と暖色系の色合いを見ていきましょう。




寒色系は刺激が少なくて目が疲れません。が、暖色系は刺激が多くて目が疲れますよね。



この刺激も読みやすさに関わってきます。
なので、刺激の少ない寒色系をつかってくださいね。
PC・スマホで見やすい文字フォントを使う
次は、PC・スマホで見やすい文字フォントを使う。
文字フォントによっても読みやすさが変わります。
なので、「読みづらいな~」と思ったら、文字フォントを変更してみてください。



ちなみに、読みやすい文字フォントは
・ヒラギノ角ゴシック
・游ゴシック
・メイリオ
の3つです。
コンテンツ幅・フォントサイズを少し大きくする
最後は、コンテンツ幅・フォントサイズを少し大きくする。



これは文章よりも、直接見てもらった方が分かると思います。


上記のとおりです。
少し大きめの方が、見やすいですよね。
目安



目安はどれぐらいですか?



下記のとおりです。
- 文字フォント・・・14pt~18pt
- 全体幅・・・1300px~1310px
- 記事幅・・・800px~880px
程よい心地良さが生まれるので、読みづらさが解消できます。
SWELLなら「全体幅:1310程度、記事幅:880、文字フォント:17px」
ちなみに、SWELLを使っているなら、下記がおすすめ。
- 文字フォント・・・17px
- 全体幅・・・1310程度
- 記事幅・・・880px
読みづらさが解消するうえ、すっきり美しくなります。



それによって、直帰率・離脱率が下がって、平均ページ滞在時間が伸びますよ。
(実際に僕の場合、直帰率・離脱率が20%下がり、平均ページ滞在時間が30秒伸びた)
SWELLってなに?どんなWordPressテーマ?
SWELLのことを知らない人のために、ざっくり解説します。



SWELLとは、2019年3月にリリースしたWordPressテーマです。
最大の特徴は
- マウス操作だけで使える
- HTML/CSSの操作が不要
- ビジュアルを確認しながら装飾が施せる
- 投稿画面 → プレビューの行ったり来たりが無い
こと。



「百聞は一見に如かず」というので、実際の動画を見ていきましょう。
「美しい」「読みやすい」と言わせられる!
さらに、HTML/CSSを使わずに、ワンクリックのみで
- 文字フォントのデザイン・大きさが変えられる
- 任意のサイト幅・記事幅にすることができる
- 1mm~6mm単位で余白が変えられる
という優れもの。



これらを駆使したら、
・美しい
・読みやすい
と言われるようになりました。
SWELLについて知りたい方は、下記をご覧ください。
関連記事
>>【満足度4.5】SWELLを使った感想レビュー|デメリット4つ・メリット7つを解説


ブログが10倍読みやすくなる!とっておきの方法
これまでお伝えした方法を駆使すれば、圧倒的に読みやすくなるはずです。



ただ、読みやすさで差を付けるための方法を2つお伝えしますね。
- 図を使って解説する
- 推敲をしっかりする
一つずつ見ていきましょう。
図を使って解説する
1つめは、図を使って解説する。
「パッと見で分かる」ので、見やすさを追求するなら使うと良いです。
※例





さらに
・目が休まってストレスが消える
・流し読みでも視線が止まる
という効果もありますよ。
推敲をしっかりする
2つめは、推敲をしっかりする。
推敲をすれば、めちゃくちゃ読みやすくなります。記事の質が格段に上がりますね。



ダイヤモンドの原石を磨けば「ダイヤの品質が高まる!」
と同じです。
推敲のやり方
そんな推敲のやり方は、以下のとおり。
- 時間を置いてから記事を読み直す
- 読み上げアプリを使って記事を聞く
- スマホなど違うデバイスから記事を読む



詳しくは下記をご覧ください。
関連記事
>>文章推敲のやり方&コツを解説【結論、PV・収益UPに直結します】
【おまけ】読みやすくすることは「満足させること」
ところで、読みやすくするとは何だと思いますか?



え?
何ですか?



僕は、「満足させること」だと思うんです。
具体的に解説
というのも、ネット上には18億個ものサイトが乱立。
検索ユーザーが自分のブログに訪れるのは、一回だけかもしれません。
以前、障害者の転職エージェントをググった時のこと。
障害者の転職エージェントはあるの? ⇒ ググる ⇒ 情報を手に入れる ⇒ それで終了
でした。
そんな人を満足させるのが
- 見やすい
- 分かりやすい
- 疑問が何も浮かばない
- 悩みが解決し、欲しい情報が手に入る
⇒ 読みやすくする
と思っています。



「満足させる!」を起点に考えれば
・どうすれば読みやすくなるのか
・もっと読みやすくするには何をすれば良いのか
が分かりますよ。
【網羅】読みやすいブログ大全|書き方のコツ・レイアウト・デザインをまとめて解説:まとめ
今回は、ブログを読みやすくする方法についてお伝えしました。
- すっきりしていて非常に見やすい
- 読んでいて疑問が一つも浮かばない
- 斜め読みでも記事の内容が理解できる
今回ご紹介した方法を活用すれば、「読みづらさ」が無くなります。



なので、ブログがすっきり美しくなりますよ。
それによって
- 読者がファンになる
- PVが増えて収益も増加する
も夢ではありません!



なので、ぜひ使ってみてください。
推敲と合わせて使用すると、より効果的ですよ。
推敲のやり方を知りたい人は、下記をクリック


今回は以上です。
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